軽貨物業界の閑散期・繁忙期の企業側対策とドライバーとの向き合い方と働きやすい環境作り

更新日:9月8日

今回のブログでは、軽貨物運送業界のサポートノウハウ(閑散期・繁忙期の対策編)を紹介します。業界特有の悩みを蓄積されたデータに基づき、株式会社SGの代表が自ら対策を直伝します。

閑散期と繁忙期対策


 

目次

 

■閑散期、繁忙期のネガティブな現場の声

 ●閑散期(物流量の少ない時期)のネガティブな現場の声

 ●繁忙期(物流量の多い時期)のネガティブな現場の声

 ●ネガティブな現場の声解説

 ●注意

 ●例

■ネガティブな声を無くすための対策、サポート方法とは?

 ●閑散期の対策とサポート

 ●閑散期の対策とサポート例

 ●閑散期の対策とサポート解説

 ●繁忙期の対策とサポート解説

■閑散期・繁忙期の対策やサポートを事前にしたことによって

 ●閑散期の事前準備とメリット

 ●繁忙期の事前準備とメリット

■まとめ

 

始めに軽貨物業界では、1年間の中で荷物(荷量)の少ない「閑散期」があり、逆に荷物(荷量)の多い「繁忙期」が存在します。では、閑散期・繁忙期とはいつなのか?

 
  • 閑散期は2月、8月

  • 繁忙期は3月、7月、12月

 

閑散期も繁忙期も様々なネガティブな声が出てきますので、その期間を乗り越える為には、いかに事前準備(リスクヘッジ)をするかが重要です。弊社が最も心掛けている(必要不可欠)のは、【稼働する側と管理者側の関係構築】です。


 ※<管理者側>の定義

プロジェクトリーダーのような位置付けを指します。

例えば、<荷主>からの軽貨物10台分の依頼を弊社が受けた際に、弊社の管理マネージャーは荷主の依頼を遂行するため、プロジェクトリーダーとなり、<ドライバー(業務委託/個人事業主)>をアサインしてチームを構築していきます。チームが稼働しやすい環境づくりを行う側(つまりはプロジェクトリーダー)を<管理者側>と定義しています。

※注意

ドライバー(業務委託/個人事業主)へ具体的な指示出しなどを行う訳ではございません。


当ブログでは、以下のように記します。

 
  • 〈稼働側=ドライバーさん〉

  • 〈企業側=案件を紹介している企業〉※弊社のような軽貨物運送会社

 

既に業務委託(個人事業主)で稼働されているドライバーさんや、軽貨物運送業界未経験のドライバーさんが、陥るであろう【閑散期、繁忙期での稼働の際に抱える不安や問題】に対する対策、【企業側のサポート方法】などをご紹介していきます。

■閑散期、繁忙期のネガティブな現場の声

配達・配送業務を行う中で、時期(閑散期、繁忙期)による極端な個数(荷物)変動に対し、業務委託(個人事業主)での軽貨物運送未経験のドライバーさんから様々なネガティブな声が上がります。

●閑散期(物流量の少ない時期)のネガティブな現場の声

  • 閑散期で荷物が少なく売り上げが立たないから案件を変えたい

  • 毎月売り上げの変動が大きすぎるため売り上げを安定させたい

  • 個数が少ない為に稼働時間に対する対価が見合わない

●繁忙期(物流量の多い時期)のネガティブな現場の声

  • 未経験or経験が浅い中で急な荷物の増加に対して、配りきれないので企業側からのサポートがほしい

  • 繁忙期で荷物が通常時の倍以上増えて休憩時間も取れていないので身体的に厳しい

  • 荷物の増加に対する配達員が見合わない為、自身の負担が大きい


●ネガティブな現場の声解説

弊社ではこのようなネガティブな声が上がる前段階で、根本的な解決をするために色々な対策やサポートを行い、ネガティブなマインドに陥ることのないように取り組みを行なっています。

 軽貨物運送業に限らず、未経験職種・未経験業界へのチャレンジは、環境が変わる事による仕事に対しての不安感や悲観的思考になってしまう時などがあると思います。弊社では、そのようなネガティブ思考を取り除くために、常にドライバーさんに寄り添って意見交換をすることで、稼働側の声をタイムリーにキャッチし、その場に最適なサポートを投じています。

 軽貨物運送とは言えど、軽自動車で荷物を運ぶだけではなく、それぞれの現場環境によってルールやTPOマナーなども存在するため、ドライバーさん一人一人の意見をしっかり聞いて、改善を繰り返しながら【長く・楽しく・満足して】働ける環境づくりを徹底しています。

 仮に未経験のドライバーさんが繁忙期にデビューしても、弊社側のノウハウで仕組み化した『研修制度や稼働時のサポート』があるので、安心して働ける環境を整備しています。また、閑散期の売上低迷や安定した売上の確保などの問題においても、弊社では一次受の荷主が豊富なため、サポートして改善出来ているので、ドライバーさんとの信頼関係を好ましい形で構築出来ていると感じています。

●注意

稼働側の意見を汲み取り、環境改善に繋げていく事は大事な事です。

しかし、片一方の意見だけをヒアリングし主観的に構築するのではなく、あくまでも配属先(荷主)側の現場で状況などもしっかりとヒアリングしたうえで、客観的に改善していかなければなりません。


●例

【荷主】⇄【SG】⇄【ドライバー】

荷主⇄SG⇄稼働側(ドライバー)

■ネガティブな声を無くすための対策、サポート方法とは?

実際に管理側(弊社の管理マネージャー)は、どのように対策し、サポートを行なっているのかの詳細を紹介します。


●閑散期の対策とサポート

閑散期は荷量や配達件数が減少するため、荷主と交渉を行い、通常時の配送しているエリア(コース)周辺を徐々に拡張させていきます。「徐々に拡張」する事がとても重要であり、こうすることで負荷の少ない形で慣れる事が出来て、配達可能個数を増やすことが可能なため、繁忙期と売上変動が発生することなく、安定的な収益性担保が実現できます。

●閑散期の対策とサポート例

①同案件内での対策(同じ案件で配達エリアを拡張し収益安定化を目指す施策)

通常時管轄:1町会エリア(足立区舎人1丁目)

閑散期管轄:1町会エリア(足立区舎人1丁目)+0.5町会(足立区舎人2丁目半分)

【平常時】→【閑散期】

②別案件なども含む対策(複数の案件を組合わせ他収益で収益安定化を目指す施策)

通常時稼働:週6稼働(通常時定期案件)

閑散期管轄:週5稼働(通常時定期案件)にし週1日をスポット対応などにし売上を安定させる

【平常時】週6日同じ案件→【閑散期】週5案件A+週1案件B

●閑散期の対策とサポート解説

①の場合(同じ案件で配達エリアを拡張し収益安定化を目指す施策)

通常のエリアに隣接しているエリアの荷物も取り入れる事で、配達個数の増加が見込めます。

閑散期による個数減が発生している現エリアの調整や、稼働エリアの状況把握のために、実際に稼働しているドライバーへヒアリングする時間を多く取り、日頃の課題や繁忙期に向け準備する期間として大事な期間です。


②の場合(複数の案件を組合わせ他収益で収益安定化を目指す施策)

弊社では閑散期でも案件不足に陥る事ないように、長期契約で通年を通して荷主さんから案件提供を頂いてるため、荷主側起因の閑散期の物量不足で通常時より売上減少が発生する場合には、別案件を加たり、案件入替を速やかに行い、売上確保が出来るよう対策をしています。


 以上を講じる事で、物量減少の閑散期であっても、収益安定を図っております。また、管理者のリソースが空く閑散期には、特に業務委託ドライバーさんを募集して、荷量増加時期の繁忙期準備を徹底的に取り組んでいます。


●繁忙期の対策とサポート解説

繁忙期には、通常時よりも一日の業務の開始・終了時に、<荷主⇄SG⇄ドライバーさん>の「報・連・相」を徹底しています。また、繁忙期に発生しやすい事柄を三者間でしっかり共有する事により、繁忙期のフォロー&対策を整えています。